当社は大正6年、柴田 松寿が塗装を生業として宇都宮にて創業いたしました。以来100年を超えて、多くの皆様からご支援ご鞭撻を賜り今日に至っております。今日まで支えてくださいました皆様に深く感謝を申し上げます。

発達した情報化社会は世界の隅々までつながり、様々な情報に一瞬にしてアクセスできるようになりました。今、世界中で起きている全てのことが、互いに複雑に影響し、増幅され、想定外のことが毎日のように起きています。 私達の会社を取り巻く環境も大きく影響を受け、日々変化をしています。価値観も多様化し、お客様・社員・関係先の仕事に対する考え方も以前のように一様ではありません。

変化の激しい社会環境の中で、しばた工芸がこれまでも、これからも大切にしていかなければならない価値観は、「仕事に手を抜かない」、「今できる最高の仕事をする」ことだと思っております。おおよそ職人気質の強い創業者から、言葉ではなく肌感覚として伝わる大切な事、仕事に対する心意気、意地を感じるところです。

「不易を知らざれば基立ち難く、流行を知らざれば風新たならず」

私達しばた工芸は、不易流行の精神を持って「いい仕事をしよう」を旗印に、 新しい技術・伝達方法を積極的に取り入れ、革新的なものづくりに挑戦していきます。 その過程において自らを鍛え、よりいい仕事をして、お客様から・社会からいつも必要とされる会社となる。その為にこれからも日々精進してまいります。 これからもしばた工芸にご期待ください。